8月14日 説教を受けて 「私たちの勝利」


  申命記6章10~19節、ルカによる福音書3章23節~4章13節

 洗礼者ヨハネからバプテスマを受け、「あなたはわたしの愛する子」「私の心に適う者」という天からの声を聴かれたイエスは、神のみ心のままに人間の罪の執り成し手として十字架への道に向けての歩みを進められた。福音記者ルカは、その前に「イエスの系図」と「荒野の誘惑」について記している。イエスの系図はアブラハムを経てアダムまでさかのぼるが、これは人間の罪、イスラエルの民の神への背信の歴史であり、それにもかかわらず、神は大いなる憐れみと愛によって人類を、イスラエルの民を見捨てず、神への立ち返りへと導いてくださってきた旧約の歴史(旧約聖書)を背後に物語る。そして、神の正義と愛、罪の赦しはイエスの十字架によって成し遂げられたことを系図は示している。荒れ野での誘惑(試練)において、主イエスは神の声を聴かれ、人間の罪の解放、罪の執り成し手としてのメシア、即ち十字架の道への選択を選ばれた。ここに私たちの勝利がある。

 イエスはサタンの三つの誘惑をみ言葉(旧約聖書)によって退けられた。曰く、
「人はパンだけで生きるものではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きる」
「あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい」
「あなたたちがマサにいたときにしたように、あなたたちの神、主を試してはならない。」

 イエスの三つのサタンの誘惑に対する答えは、私たちの信仰生活を根底で支えるみ言葉の真理である。イエスはサタンの誘惑を退けて私達の罪の贖いとしての十字架への道を選び歩まれた。私たちも主イエスの十字架の愛と憐みに応えて、この世の様々な誘惑に打ち勝つキリスト者としての歩みを進めたい。(大橋祐治)


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